2020年から続くコロナの影響もあり、今年もそれほど多くの活動はできませんでしたが、それでも止まることなく大きな前進ある内容の濃い一年となりました。

とくに、4月と7月に和食屋のIYAUでおこなわれた食と茶のコラボイベントでは、これまでのお茶のアプローチとは違う、コース料理の一つとしてお茶を提供しました。料理人がいかに常日頃から素材にこだわり、調理にこだわり、古きを掘り新しいことに挑戦し、お客さんを楽しませ魅了しているのかを間近で見て学び、とても刺激をいただきました。

もっともっとお茶を通し、多くの人にお茶の楽しさや魅力を伝えていきたいと思いました。

4月「野菜と茶」IYAU・鮨場まる・茶屋すずわ・Chabashira

7月「夏の食事会」IYAU・めぐり庵・茶屋すずわ・Chabashira

もう一つは、やはりデカフェ緑茶を作ったことです。

これまでデカフェ緑茶の需要や必要性を感じつつも自分達が納得できるものが無かったりしたのですが、今年は味も、カフェイン数値も（0.01g以下）自分達が納得できるものができました。まだまだ希少なデカフェ緑茶を、今後多くの人に届けていきたいと思っています。

先日ブログに書くより話した方が伝わると思い、インスタライブにて作った思いや経緯などを「一人語り。お待たししました、デカフェ緑茶できました」というテーマでお話しさせていただきました。30分程度なので、そちらもぜひ空き時間にチラ見、ながら聞き、していただけたら嬉しいです。

Chabashira インスタアカウント

そして、これまで作ってきた面白さのみを追求している、茶×和ハーブブレンドやチャイなども少しづつですが、皆様にも面白がってもらえているかも？という実感もありました。

最新作のブレンド「紅葉茶」もどんな味、どんな香り、とは一言で言えませんが、今回も山梨のHERBSTANDさんとあれやこれや相談しながら作りました。これまで作ったお茶の中ではいちばん味もコンセプトも抽象的ですが、面白いものができたと思っています。ぜひ一度お試しください。

そして2022年はお茶シーズンの春にまたいくつかやりたいことがあります。

それは生葉の可能性と、農活の可能性を追求することです。

あとはやはり多くの人と対面でお茶したり、お話ししたりすることを増やしたいです。対面ってやっぱり楽しい！大事！というのが今年一番感じたことかもしれません。

それでは2021年、皆様ありがとうございました！

2022年も、よろしくお願い致します。